地球温暖化により、ウミガメの99%がメスになる。

地球温暖化により、ウミガメの99%がメスになる。

 

2018年1月10日、衝撃のニュースが発表されました。

温暖化でウミガメの99%がメスに、オーストラリア

出典:ナショナルジオグラフィック日本版サイト

 

地球温暖化によって、

オーストラリアのウミガメの99%がメスになってしまったというのです。

これは一体どういうことなのでしょうか?

 

 

 

 

 

なぜメスに?

なぜ地球温暖化によってメスが増えたのでしょうか?

それは、ウミガメの性別の決定要因にあります。

 

ウミガメの性別は、卵状態時の温度によって決まります。

卵時の温度が高ければメスに、そうでなければオスになります。

それはつまり、卵時における周囲の海水の温度に左右されるいうことです。

昨今、大きな問題となっている「地球温暖化」。

温暖化により海水温が上昇し、

それによって、卵が温められ、メスが生まれやすくなるのです。

 

 

 

 

 

オーストラリアだけではない

このニュースによれば、

この現象は、世界各地で起きているみたいです。

2年前に、米カリフォルニア州サンディエゴに生息する

アオウミガメの小集団を調査したアレン氏は、

65%がメスだったことを突き止めたが、

若いアオウミガメだけに限ってみれば、

メスの割合は78%にまで増えていた。

また、コスタリカのオサガメ、

米フロリダや西アフリカなどのアカウミガメにも、

メスへの偏りが見られた。

出典:ナショナルジオグラフィック日本版サイト

 

 

 

 

 

日本も例外ではない?

筆者は、2017年8月から4ヶ月間、

石垣島の隣、小浜島で生活していました。

当時、シュノーケリングやダイビングをたまにしていたのですが、

石垣島周辺で目にするサンゴはことごとく白化していました。

サンゴは、海水温が上昇すると白化してしまうのです。

 

聞くと、それは台風があまり来ないのが原因だと言われました。

台風は、深くにある冷たい海水を巻き上げ、

表面にある温かい海水と混ぜ合わせてくれるので、

海水温を下げる機能を果たしているらしいのです。

しかし、気象庁のデータを見てみると、

沖縄周辺の海水温は確実に上昇しています。

台風の減少もサンゴの白化の原因の1つだとは思いますが、

温暖化による海水温の上昇が、おそらく最も大きな原因でしょう。

 

つまり、「ウミガメのメス率の上昇」は、日本でも十分起こりうるということです。

もしかすると、もう起こっているかもしれません。

 

 

 

 

 

ウミガメの美しさ

小浜島で生活している期間に、

筆者は、西表島のさらに奥、秘境・奥西表にシュノーケリングしに行きました。

奥西表は、船でしか行くことができず、

しかも1時間程かかるので、人々があまり立ち入らず、

手つかずの自然が残された数少ないポイントなのです。

 

そこで筆者は、初めてウミガメを見ました。

ウミガメが泳ぐ姿はまさに自由で、優美で、愛らしいものでした。

すぐに虜になりました。

これはその時の写真です。

 

 

この姿が、もし見れなくなることになれば、

それは非常に悲しいことです。

絶対に避けたいです。

 

地球温暖化の最も大きな原因は、

人間活動による温室効果ガスの増加だと言われています。

地球を地球規模で汚せるのは、人間です。

しかしまた、綺麗にできるのも人間です。

この美しい地球を、なんとしても守っていきたいものです。

 

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