タトゥーの意義。

タトゥーの意義。

日本において、

「タトゥー」は非常にネガティブなものとして捉えられています。

それは間違いなく、暴力や犯罪など危険なことを連想させるからでしょう。

 

世界においても、長い間タトゥーはそのように認識されていました。

しかし、タトゥーに対する認識は徐々に変化していると、

健康科学臨床の教授である Joseph M. Pierre は言います。

 

 

タトゥーを入れることは、

「ノーマル」になってきている

タトゥーは、歴史的に見ると、

犯罪者やギャング、囚人やあぶれ者に深く関係したものでした。

しかし現在では、

タトゥーを入れることは一つの大きな文化になっています。

 

アメリカの有名な世論調査 A 2015 Harris Poll によると、

アメリカの人口のおよそ30%、および18歳〜35歳の半数は、

タトゥーを入れているということが報告されています。

 

ある人々は「反抗」や「独特性」を表現するためにタトゥーを入れますが、

一方で、タトゥーを入れることは、

「社会に順応すること」の表れになってきています。

 

 

タトゥーは、

社会的逸脱や精神病理学的な意味を持たない

精神医学や刑務所における古い研究では、

タトゥーは、犯罪性や性的倒錯(性的嗜好)、

異常や精神疾患を表すものとして見られてきました。

しかしこのことは、成人においてはもはや正しくありません

 

青年期におけるタトゥーは、

薬物使用や性的活動、学校での問題行動などの危険な行動を、

より引き起こしやすくするという研究がいくつかありますが、

それはおそらく、

「若者がタトゥーを入れることは違法である」

という認識によるものです。

つまり、若者がタトゥーを入れるということは、

法を犯すようなことを何かしたいということの表れであり、

そのために、危険な行動と関係しているのです。

 

 

タトゥーは個人の内面についてなにも語らないが、

タトゥーの詳細について話すことは、

内面を知るための有意義な方法

「タトゥーはその人の内面について何か意味のあることを教えてくれる」

という考えは捨て去るべきです。

タトゥーを持つ人々に対して見られる共通の特性はありません。

 

しかし、タトゥーを入れた理由や入れた場所、

また、そのデザインの意味について話し合うことは、

その人のことをより理解するための有用な機会を与えてくれます。

 

 

まとめ

タトゥーを入れることは徐々に一般的になっています。

日本ではまだまだ抵抗があるように思いますが、

彼が述べているように、

現代においてタトゥーを入れることは、

ほとんどネガティブな意味はありません。

アートであったり、

自己を表現するためのツールとして用いられることがほとんどです。

 

筆者としては、

タトゥーに対する認識が

もっとポジティブになることを願うばかりです。

 

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