「熟女好き」は生物学的にいかがなものなのだろうか?

「熟女好き」は生物学的にいかがなものなのだろうか?

この世には、年配の女性のことが極めて好きな、

いわゆる「熟女好き」の男性が一定数存在します。

筆者の友人の中にも数人います。

筆者自身は、完全に同年代が好きなので、

残念ながら、彼らの趣味についてはあまり理解が及びません。

熟女に興奮するとは、一体どのような感覚なのでしょうか?

 

ちなみに、マイナビウーマンのアンケートによると、

「熟女」は、41歳〜45歳からと答えた人が最も多かったようです。

 

また、こちらもマイナビウーマンのアンケートですが、

世の男性の13.6%が熟女好きのようです。

意外と多くて驚きです。

回答者が81人しかいないので、信頼性には少し欠けますが。

 

そんなことはさておき、

「熟女好き」についてちょっとマジメに考えてみると、

生物学的に果たしていかがなものなのだろうかと思うのです。

 

熟女好きって生物学的にどうなの?

「いかがなものなのか」とはどういうことなのかというと、

私たち生物は、「種の繁栄」を最優先事項としており、

生きることの主たる目的は、子孫を残すことです。

しかし、熟女好きは、この生物学的な決まりごとに反するのです。

 

女性は閉経があるので、子どもを出産できる年齢が制限されています。

eo健康によると、

日本人女性の場合、閉経が始まるのが45歳ごろで、平均閉経年齢は50歳です。

これはちょうど、「熟女」と呼ばれる年齢のあたりです。

 

また、閉経していなくても、

高齢になるにつれ、出産のリスクがどんどん上がっていきます。

こそだてハックによると、

おおむね35歳以上になると、妊娠・出産時のリスクが高まると言われています。

・妊娠しにくくなる

・ダウン症などの染色体異常児が発生する可能性が高くなる

・妊娠中、病気にかかりやすくなる

・流産や早産の確率が上がる

高齢出産は、これほど大きなリスクを孕んでいるのです。

 

一般的に「熟女」だと認識されている41歳以降の女性は、

妊娠・出産することが困難か、極めてリスクが高くなります。

その年齢の女性を、同年代の男性なら分かりますが、

2、30代の若い男性が好きになるとは、一体どういうメカニズムなのでしょうか。

 

ハイイロゴケグモのおもしろい生態

そんなことを考えていると、非常に興味深い記事を見つけました。

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/032200127/

 

ハイイロゴケグモというクモのオスは、

交尾相手を求める際、若いメスよりも高齢のメスを選ぶ傾向があるというのです。

しかもこの選択は、オスにとってなんのメリットもないどころか、

オス自身が命を失う危険性があるのです。

というのも、

ハイイロゴケグモの成熟したメスは、オスのと交尾後、

約60%の確率でオスを食べてしまうのです。

成体になる前の若いメスは、交尾をしてもオスを食べることはありません。

高齢のメスとの交尾は、オスにとってデメリットしかないにもかかわらず、

オスは交尾相手として高齢のメスを優先的に選ぶのです。

 

研究者の1人は、

「高齢のメスと交尾することで、オスは何らかの利益を得るはずだと考えていたが、

なぜこのような選択をするのか、いまだに理由がわからない」と述べています。

研究チームは、

「成熟したメスは、フェロモンを多く放出することで若いオスを刺激し、

交尾へと誘っているのではないか」という仮説を立てています。

 

まとめ

生物学的視点で考えると、極めて不思議な嗜好である「熟女好き」

これを説明するのであれば、ハイイロゴケグモと同様、

年配の女性が大量に放出するフェロモンに敏感に反応し、

それを好む男性が「熟女好き」ということなのかもしれません。

 

「3、40代の女性の色気は凄まじい」という話はたびたび耳にしますし、

アラフォーの芸能人や女優を見ると、

「色気ムンムンだなぁ」と思うこともあります。

しかし、残念ながら筆者には「熟女好き」という感覚は分かりません。

 

勘違いしてもらいたくないのですが、

「熟女好きはおかしい」とか、

「男性は若い女性を好むべきだ」などと主張したいわけではありません。

どちらも正しいのであり、結局のところ、ただの好みの問題なのです。

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