これからどんどん「人」が働くことのできる職種がなくなっていく。

これからどんどん「人」が働くことのできる職種がなくなっていく。

大手銀行の人員削減

 

先日、このようなニュースを目にしました。

 

ゆうちょ銀・かんぽ生命、3年で1700人削減

日本郵政傘下のゆうちょ銀行とかんぽ生命保険が

2020年度までの3年間で計1700人程度の人員削減

検討していることがわかった。

超低金利環境による資金の運用難や、

情報技術(IT)を活用した金融サービス「フィンテック」の普及に伴う

金融機関の競争激化に対応する。

新規採用の抑制などで従業員を段階的に少なくし、人件費を減らす。

業務にITや人工知能(AI)の利用を拡大することで、事務作業の効率化を図る。

引用:livedoor NEWS

 

気になったので調べてみると、

他にもこのようなニュースを見つけました。

 

みずほFG、今後10年間で1.9万人削減を検討

みずほフィナンシャルグループは、今後10年間で1万9000人を削減し、

現状の約6万人から4万人規模に移行する検討に入った。

IT活用による業務効率化や、店舗の統廃合を進める方針だ。

低金利の長期化で銀行の収益力が低下していることから、

効率化を一層進め収益力の維持・強化を図る。

人員削減の具体的数字は今後詰めるが、

80年代の大量採用時期の行員・社員が退職時期を迎えることから、

自然減と採用抑制で対応する。

 

金融界ではフィンテック(ITと金融の融合)の浸透で、

人の手に頼っていた業務を徐々に省力化できるようになってきており、

大幅な人員削減が可能になってきている。

引用:東洋経済

 

銀行員のこれから

 

これまで、羨望の眼差しで見られていた職業である「銀行員」

しかし、それはもはや過去のことかもしれません。

 

上のニュースに書かれているように、

ゆうちょ銀行みずほフィナンシャルグループでは、

今後数年間で大規模な人員削減が検討されています。

 

また、人員の削減ではありませんが、

三菱UFJフィナンシャルグループでは9500人分、

三井住友フィナンシャルグループでは4000人分の業務削減が検討されており、

浮いた人員は、営業などの他部門に回されることが想定されています。

 

その背景には、低金利による収益の低下もありますが、

ニュースでも述べられているように、「フィンテック」の普及があります。

 

「フィンテック」とは?

フィンテック(Fintech)とは、

金融を意味するファイナンス(Finance)

技術を意味するテクノロジー(Technology)が組み合わさってできた造語で、

インターネットや人工知能(AI)などの IT(情報技術)を利用した新しい金融サービスのこと。

フィンテックの例としては、

モバイル端末での決済サービス

人工知能による投資助言サービスなどが挙げられる。

 

銀行員の主な業務は、

・預金業務

・融資業務

・為替業務

の3つですが、

これらのほとんどの部分は AI によって行うことが可能です。

むしろ人工知能のほうが、より速く、より正確に処理することができるでしょう。

そうなってくると、「銀行員」の存在意義はほとんどなくなってしまいます。

 

三菱UFJフィナンシャルグループや三井住友フィナンシャルグループは業務削減ですし、

ゆうちょ銀行やみずほフィナンシャルグループは人員削減ですが、

自然減と新規採用の抑制によって行われるので、

現在銀行員として働いている人がすぐに首を切られることはないでしょう。

しかし、効率化しても収益の増加が見込めない場合は、

リストラされてしまう可能性が非常に高いのです。

 

「人」が働く必要性

 

ここまでは「銀行員」についてのみ述べてきましたが、

存在意義がなくなってしまう職種は銀行員だけではありません。

最終的な話をすると、おそらくすべての職種が AI に取って代わられるのでしょうが、

早い段階でそうなるものとしては、窓口や受付、レジなどの接客業務です。

というか、もうすでに取って代わられています。

 

数年前に大きな話題を呼んだ、ソフトバンクのペッパーくん

彼はすでに完全に人の代わりに接客をしています。

しかも、

・小売

・飲食

・サービス

・金融

・自動車

・ホテル、観光

・病院、薬局

・介護

・オフィス

・イベント、展示会

と、あらゆる業界で活躍しています。

「人」でこのようなことは間違いなく無理でしょう。

 

また、最近では「無人コンビニ」というものも出てきています。

有名なところでいうと、

・Amazon の「Amazon Go」

・中国の無人コンビニ

・ローソンの「ローソンスマホペイ」

があります。

無人コンビニにはレジがなく、スマートフォンでセルフ決済をするシステムになっています。

現段階では、まだ完全に無人化されているわけではありませんが、

これからさらに技術が発達し精度が向上していくことで、

近い将来、必ず完全なる無人化を実現することができるでしょう。

 

そして、この未来は必ずやってきます。

なぜなら、「人」よりも「AI」を雇ったほうが様々な面で遥かに良いからです。

 

費用

長期的に見た場合、人よりも AI のほうが圧倒的に費用が掛かりません。

人は、一般的に勤続年数が長くなるにつれ給料が上がっていき、

会社の負担は大きくなっていきます。

一方 AI は、初期費用は少し掛かるかもしれませんが、

一度導入してしまえば、それ以降の費用はあまり掛かりません。

また人の場合だと、

給料以外にも社会保険料年金も、会社がある程度負担しなければなりません。

 

パフォーマンス

人には「法定労働時間」があり、

原則として、1日に8時間、1週間に40時間を超えて働くことはできません。

しかし、AI にそんなものは一切ありません。

24時間365日働くことが可能です。

さらに、人よりも速く正確で、

決められた仕事を淡々と生産性を落とすことなく続けることができます。

人のように、不平不満を口にすることもありません。

まさに、労働にはうってつけの存在です。

 

こうなると、もはや人を雇う理由がなくなってきます。

どう考えても、AI を雇ったほうが有用です。

「効率化し、利益を最大化する」のが経営の目指すところなのですから、

労働から人が淘汰されていくのは当たり前の未来なのです。

 

これからさらに技術が発達していくことで、

人が働くことのできる職種がどんどんなくなっていきます。

おそらく、最終的にはすべての仕事が AI に取って代わられることになるでしょう。

そうなったとき、人は一体どうするのでしょうか。

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