【人生設計】具体的・長期的なライフプランは立てないほうが生きやすい。

【人生設計】具体的・長期的なライフプランは立てないほうが生きやすい。

どーも。

何事もゆるーくがちょうど良い Moony です。

 

 

「今後の人生の長期的プランは?」

「これから先の具体的なビジョンは?」

 

こういう質問、ときどきされますよね。

社会に出たり、年齢を重ねていくと、ライフプランについての質問をされる機会がだんだん増えます。

 

 

また、ほとんどの人が高校生や大学生のときにライフプランに関する授業を受けたかと思います。

そして、その授業ではこのようなことについて考えたでしょう。

 

「卒業したら何の仕事をする?」

「その後のキャリアプランは?」

「結婚は何歳で?」

「10年後にはどうなっていたい?」

 

 

現代社会では、このような具体的で長期的なライフプランを立てるべきという風潮になっていますが、

個人的には立てないほうが間違いなく生きやすいと思います。

 

具体的・長期的なライフプランを立てることのメリット

 

 

もちろん、具体的・長期的なライフプランを立てることのメリットはあります。

大別すると、主に3つのメリットが挙げられるでしょう。

 

1. 今後の具体的な見通しが立つ

具体的・長期的なライフプランを立てることで、

 

「3年後に転職する」

「30歳で結婚、32歳でマイホームを建てる」

 

のように今後の具体的な見通しが立ちます。

 

2. 効率的な時間の運用ができる

長期的な計画を立てゴールを設け、それまでの具体的なプロセスを設定することで、

効率的な時間の運用ができ、ゴールまで最短ルートで向かうことができます。

 

また、ゴールに対して何が必要で何が必要でないかという判断をしやすくなるので、

途中に何か障壁が現れても、迅速な対応をすることができるでしょう。

 

3. 周囲の賛同が得られやすい

具体的・長期的なライフプランを提示することで周りの人は理解しやすくなり、

計画が具体的であれば具体的であるほど賛同が得られやすくなります。

 

またそれだけではなく、

 

「この人は計画性のあるしっかりした人だ」

「先のことをきちんと見据えているので、この人は信用できる」

 

のように信頼を得られることもあるでしょう。

 

具体的・長期的なライフプランを立てないほうが生きやすい理由

 

 

しかし、それでも具体的で長期的なライフプランは立てないほうが良いと考えます。

その理由は3つ。

 

「いま」がないがしろになるリスク

最も大きな理由はこれです。

 

具体的・長期的なライフプランを立てるということは、

遠い将来に明確なゴールを設置しそれに向かって進むということですが、

その随分先のゴールのために一番大事な「いま」を犠牲にしてしまうリスクがあります。

 

 

例えばですが、「弁護士」になることをゴールにしていた場合。

弁護士になるには、「ロースクール」→「司法予備試験」→「司法試験」→「司法講習」といった、

絶対に経なければならないプロセスがあります。

 

しかしその途中、あるバンドに魅了されて「おれも音楽をやりたい!」と思ったときに、

そのプロセスが重くのしかかってきます。

そのときほとんどの人は、音楽をあきらめて弁護士の道を取るでしょう。

つまり、ゴールのために「いま」をあきらめてしまうわけです。

 

 

これは極端な例かもしれませんが、

それが「結婚」であろうと「マイホーム」であろうと同じような状況が起こりえます。

将来の具体的なゴールを描くことは、「いま」をないがしろにしてしまうリスクを孕んでいるのです。

 

大きなストレスとなりうる

ゴールは達成するために設けるものですが、

達成できなかった場合、それは焦りとなり、ストレスとなります。

また、達成できなかった場合だけでなく、進捗状況に遅れが出ることもストレスとなります。

 

 

例えば、先ほどの「弁護士」の場合。

誰もが現役・一発で合格し、できるだけ早く弁護士になりたいと思っているでしょう。

しかし一浪し、二浪し………と遅れが出ることで、それがどんどんストレスとなります。

 

「35歳で独立して個人事務所を持つ」という具体的な目標があれば、

遅れに対してより一層のストレスを感じるでしょう。

 

 

このように、明確なプランを立てることは大きなストレスにもなりうるのです。

そして、そのプランが具体的であれば具体的であるほどストレスの度合いも大きくなっていきます。

 

物事は計画通りにはいかない

当たり前のことですが、結局のところ万事は計画通りにはいきません。

必ず何かしら予期せぬハプニングが起こります。

そのハプニングによって、それまでこなしてきたゴールまでのプロセスが水の泡になることもあります。

 

水の泡になったことでそれまでのプロセスがすべて無駄になったとは思いませんが、

そのために犠牲にしてきた「いま」は一体何だったのか?という感情に大抵行き着くでしょう。

 

 

また、水の泡にはならなくとも、

当初のプランとズレが生じ、帳尻合わせのために修正に修正を重ねた結果、

予定していたゴールとは全然違うところに着地してしまうこともありえます。

 

 

ずっと長い目で生きるよりも、「いま」にフォーカスして生きたほうが間違いなく幸せだと思うのです。

遠い先にあるゴールを目指すよりも、

「いま」やりたいことに全力でコミットしたほうがきっと多くの幸福感を得られるでしょう。

 

ライフプランをまったく立てないことが良いわけでもない

 

 

これまで具体的・長期的なライフプランは立てないほうが良いと主張してきましたが、

ライフプランをまったく立てないほうが良いとは思っていません。

 

やはりある程度の指針を持って歩むことは重要です。

指針のない船は、高い確率で永遠に海をさまようことになります。

 

 

ではどうすれば良いのかということですが、

個人的には以下のようなライフプランを立てることががベストだと感じています。

 

1. 「いま」やりたい具体的で短期的なプラン(数ヶ月)を立てる

2. 近い将来実現したいやや具体的な中期的プラン(〜数年)を立てる

3. 少し先の将来どのようにしたいかザックリとした長期的プラン(〜数十年)を立てる

 

 

優先すべきは「いま」やりたいこと。

ここに主眼を置き、それから先のことはあまり具体的に考えない。

ただ、ザックリとした数十年先の理想像は持っておき、曲折しながらもそこに向かっていく。

その理想像は途中で変わっても別に良い。

 

 

これくらいのライフプランが最も生きやすく、

そして路頭に迷うこともない、ちょうど良いさじ加減なのかなと思います。

 

まとめ

 

言うまでもないですが、ビジネスにおいて具体的・長期的なプランは極めて重要です。

それがなければ運営が成り立ちません。

 

しかし、人生はビジネスではありません。

社員や株主の理解を得たり、融資を受けたりする必要もなければ、

効率や生産性を追い求める必要もないのです。

 

 

もちろん性格による部分もありますが、

大半の人はそんなビジネスライクな人生はストレスフルで生きづらいでしょう。

 

必ずしも具体的・長期的なライフプランを立てる必要はありません。

そのほうがきっと生きやすいです。

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