2018年3月16日、
ナショナルジオグラフィックに興味深い記事が掲載されました。
『未知の「紫のオーロラ」、はじめて報告される』
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/031600120/?P=2
未知の「紫のオーロラ」とは?

画像:TRIIPGO
通常、オーロラは緑や赤、黄色の薄いカーテンのような形をしています。
しかし、この未知のオーロラは、
薄紫から紫色をした天空にかかるリボンのような形状をしています。

このオーロラは、
発見者たちによって「Steve(スティーヴ)」と名付けられました。
Steve はバンフで観測できる!?
Steve は、これまでのオーロラとは異なる新しいタイプの発光現象で、
通常のオーロラよりも低緯度の場所で発生します。
そのため、この新種のオーロラは、アルバータ州で観測することができます。
じつは、Steve が発見されたのもアルバータ州なんです。
そして、上の Steve の写真が撮影された場所は、
筆者が暮らす街バンフから程近いところにある「ミネワンカ湖」。
そうなんです!
この未知のオーロラ、
なんとバンフで観測することができるんです!
バンフ住みには非常に嬉しいニュースですね。
バンフは通常のオーロラも見ることができる
カナダでオーロラが観測できる場所は、
イエローナイフやホワイトホースだけだと思っていませんか?
確かに観測できる確率は、圧倒的にそれらのほうが上です。
しかし、じつはバンフでも見ることができるんです!

画像:Banff & Lake Louise Tourism


これらの写真はすべてバンフで撮影されたものです。
こんなに綺麗なオーロラを見ることができるんです。
しかし、やはり観測できる確率はちょっと低め。
1ヶ月に1回観測できるかどうかというところです。
また、季節によってもその確率は変動します。
筆者はバンフで暮らすようになって3ヶ月ですが、
残念ながら、まだ1回も見たことがありません。
バンフを離れるまでには、
「通常のオーロラ」「未知の紫のオーロラ」
どちらともを見たいところです。