どーも。
スペイン語をまったり勉強中の Moony です!

スペイン語話せるようになりてぇ。
新しい言語を習得するとき、できるだけ早い段階で覚えておきたいのが「数字」。
日付や時間を答えたり、物を買うときに欲しい個数を伝えたりと、
数字は日常会話でなくてはならないものです。
そこで今回は、これからスペイン語を学びたいという方のために、
その入り口であるスペイン語の「数字」について分かりやすく説明したいと思います!

おれも最近覚えたばっかやけどな!
スペイン語の数字は難しい?

数字なんか無限にあるし、一体何個覚えりゃええねん……..。
と思う方もきっとおられるでしょう。
しかしご安心を!
スペイン語の数字、じつは超簡単なんです!
スペイン語の数字には非常に分かりやすい規則性があり、
「0〜15」まで覚えれば、それだけで全数字の約70%は覚えたも同然!
なので、まずは「0〜15」までを確実に覚えましょう!
「0〜15」
それでは本題の数字についてですが、まずは先ほどお話しした「0〜15」までご紹介します。
これを覚えるだけで全数字の約70%制覇!
数字 |
スペル |
読み方 |
0 |
cero |
セロ |
1 |
uno |
ウノ |
2 |
dos |
ドス |
3 |
tres |
トレス |
4 |
cuatro |
クアトロ |
5 |
cinco |
シンコ |
6 |
seis |
セイス |
7 |
siete |
シエテ |
8 |
ocho |
オチョ |
9 |
nueve |
ヌエベ |
10 |
diez |
ディエス |
11 |
once |
オンセ |
12 |
doce |
ドセ |
13 |
trece |
トレセ |
14 |
catorce |
カトルセ |
15 |
quince |
キンセ |
とりあえず、ひたすらこの「0〜15」までを覚えてください!
「2」と「12」・「3」と「13」・「4」と「14」は少し似ているので、きっと覚えやすいでしょう。
覚えるのが少し難しければ、筆者が個人的に編み出した覚え方をぜひ参考にしてみてください!
数字 |
スペル |
読み方 |
覚え方 |
0 |
cero |
セロ |
イケメンマジシャン |
1 |
uno |
ウノ |
あのカードゲーム |
2 |
dos |
ドス |
ドスサントス |
3 |
tres |
トレス |
フェルナンドトーレス |
4 |
cuatro |
クアトロ |
ライブハウスといえばこれ |
5 |
cinco |
シンコ |
○ンコ |
6 |
seis |
セイス |
セイセイセイ(HG) |
7 |
siete |
シエテ |
|
8 |
ocho |
オチョ |
ちょ待てよ |
9 |
nueve |
ヌエベ |
地獄先生 |
10 |
diez |
ディエス |
|
11 |
once |
オンセ |
|
12 |
doce |
ドセ |
|
13 |
trece |
トレセ |
|
14 |
catorce |
カトルセ |
|
15 |
quince |
キンセ |
キン○マ |

まったく参考にならねぇぞ、おい。
「uno(1)」は、あとに続く名詞が男性名詞であれば「un(ウン)」、女性名詞であれば「una(ウナ)」になります。
「16〜19」
「0〜15」まで覚えれば、あとはイージーゲーム!
「16〜19」はこのようになっています。
数字 |
スペル |
読み方 |
16 |
dieciséis |
ディエシセイス |
17 |
diecisiete |
ディエシシエテ |
18 |
dieciocho |
ディエシオチョ |
19 |
diecinueve |
ディエシヌエベ |
お分かりいただけたでしょうか?
そうです。
「dieci(ディエシ)」が頭に付いただけなんです。
しかもこの「dieci(ディエシ)」は、「10」を意味する「diez(ディエス)」から来ています。
このように分解してみると、「0〜15」まで覚えただけで「19」まで覚えたことになっているんです!
「20〜29」
「20〜29」で覚える必要があるのは、「20」を意味する「veinte(ベインテ)」だけ!
あとは「veinte」が「veinti(ベインティ)」に変形するだけで、「1〜9」は何も変わりません。
数字 |
スペル |
読み方 |
20 |
veinte |
ベインテ |
21 |
veintiuno |
ベインティウノ |
22 |
veintidós |
ベインティドス |
23 |
veintitrés |
ベインティトレセ |
24 |
veinticuatro |
ベインティクアトロ |
25 |
veinticinco |
ベインティシンコ |
26 |
veintiséis |
ベインティセイス |
27 |
veintisiete |
ベインティシエテ |
28 |
veintiocho |
ベインティオチョ |
29 |
veintinueve |
ベインティヌエベ |
「30〜90」
「0〜29」まで覚えたら、もうスペイン語の数字の約90%は覚えたようなもの!
「30〜90」は少し特殊な変形もありますが、とてもシンプルで覚えやすいです。
数字 |
スペル |
読み方 |
30 |
treinta |
トレインタ |
40 |
cuarenta |
クアレンタ |
50 |
cincuenta |
シンクエンタ |
60 |
sesenta |
セセンタ |
70 |
setenta |
セテンタ |
80 |
ochenta |
オチェンタ |
90 |
noventa |
ノベンタ |
「tres(3)」→「treinta(30)」・「ocho(8)」→「ochenta(80)」のように、
「3〜9」を少し変形させるだけで「30〜90」になります。
かなりざっくりいうと、「3〜9」に「enta」がくっついただけ!
「30〜99」までの表し方のルール
「20〜29」までは、「veintiuno(21)=veinte(20)+uno(1)」のようにそれぞれの数字同士をくっつけて表していましたが、
「30〜99」はくっつかず、新しいルールが適用されます!
しかし、これもとってもシンプル!
「10の位」と「1の位」の間に、「and」を意味するスペイン語の「y(イ)」を入れるだけ!
つまり、「10の位+y+1の位」ということです。
例えば、「36」を表したいときは「treinta(30)+y+seis(6)」で「treinta y seis(トレインタ イ セイス)」、
「82」を表したいときは「ochenta(80)+y+dos(2)」で「ochenta y dos(オチェンタ イ ドス)」という感じ。

マジでめっちゃ簡単やん!
「100〜900」
お疲れ様です!
もうこれでスペイン語の数字はほぼマスターしたようなもの!
それでは「100〜900」をサクッと見ていきましょう!
数字 |
スペル |
読み方 |
100 |
cien/ciento |
シエン/シエント |
200 |
doscientos/tas |
ドスシエントス/ドスシエンタス |
300 |
trescientos/tas |
トレスシエントス/トレスシエンタス |
400 |
cuatrocientos/tas |
クアトロシエントス/クアトロシエンタス |
500 |
quinicietos/tas |
キニシエントス/キニシエンタス |
600 |
seiscientos/tas |
セイスシエントス/セイスシエンタス |
700 |
setecientos/tas |
セテシエントス/セテシエンタス |
800 |
ochocientos/tas |
オチョシエントス/オチョシエンタス |
900 |
novecientos/tas |
ノベシエントス/ノベシエンタス |
「200〜900」は、基本的に「2〜9」に「cientos/tas」が付いただけ!
変わり種は「quinicientos/tas」くらいです。
「cien」と「ciento」の使い分け
「100」は「cien」と「ciento」の2種類がありますが、使い分けがあります。
それは、「あとに数字が続くかどうか」ということ!
つまり、「100」を表したいならば「cien」、
「128」を表したいならば「ciento veintiocho」ということです。
「100の位」と「10の位」の間に「y」はいらない
先ほど「10の位」と「1の位」の間には「and」を意味する「y」を入れるとお伝えしましたが、
「100の位」と「10の位」の間には「y」を入れる必要はありません!
「316」=「trescientos dieciséis」
「947」=「novecientos cuarenta y siete」
このように、「100の位」と「10の位」はスペースを空けて表すだけでOK!
「-tos」と「-tas」の違い
上の表で「doscientos/tas」のように「-tos」と「tas」を併記しましたが、
この違いは、「あとに続く名詞が男性名詞か女性名詞かによるもの」です。
「200」の場合、あとに男性名詞が続くのであれば「doscientos(ドスシエントス)」、
女性名詞が続くのであれば「doscientas(ドスシエンタス)」となります!
「692個のゆで卵(男性名詞)」
seiscientos noventa y dos huevo duro(セイスシエントス ノベンタ イ ドス ウエボ ドゥロ)
「431個のそばかす(女性名詞)」
cuatrocientas treinta y una peca(クアトロシエンタス トレインタ イ ウナ ペカ)
「1.000〜100.000」
「1.000〜100.000」はもはやおまけのようなもの!
覚えることもほとんどありません。
数字 |
スペル |
読み方 |
1.000 |
mil |
ミル |
2.000 |
dos mil |
ドス ミル |
3.000 |
tres mil |
トレス ミル |
10.000 |
diez mil |
ディエス ミル |
100.000 |
cien mil |
シエン ミル |
「7.000」=「siete mil」のように、「mil」に表したい「1000の位」の数字をくっつけるだけです。

こんなデカい数字使うことほぼないけどな!
スペイン語では「,(ピリオド)」と「.(コンマ)」の使い方が逆!
通常、「,(ピリオド)」は大きな数字の区切り、「.(コンマ)」は小数点として用いられますが、
スペイン語ではこれが真逆になっています。
つまり、スペイン語の「7.491」は、日本語にとっての「7,000+491」、
スペイン語の「7,491」は、日本語にとっての「7+0.491」になります。
これは絶対に頭に入れときましょう!
正しい発音の動画をご紹介!
この記事では数字の読み方をカタカナで表してきましたが、
やはりスペイン語の正しい発音はカタカナとは異なります。
実生活で使える言語を身に付けるには「正しい音」を聴くのが一番!
そこで、スペイン語の数字について学べる動画を紹介しておきます。
「ci」「si」は「シ」ではなく「スィ」
カタカナと正しいスペイン語の発音の違いは色々ありますが、最も大きなものはこれです!
「cinco(5)」=「シンコ」・「siete(7)」=「シエテ」のように、
これまで「ci」「si」を「シ」と表してきましたが、
スペイン語の正しい発音は「シ」ではなく「スィ」のほうが近いです。
「ci」「si」が出てきたときは、「スィ」と意識して発音するようにしましょう!
まとめ
今回はスペイン語の数字について説明しました!
無限にある数字。
新しい言語の数字を覚えるのは途方もないことのように思えますが、
じつはスペイン語の数字は非常に分かりやすい規則性があり、
覚えるのはとっても簡単なんです!
これからスペイン語を学びたいという方は、
ぜひ今回の記事を参考にして、習得の第一歩を踏み出してみてください!

これならイケる気がするで!