年々、ワーホリに行く若者たちは増加している。(筆者の勝手な予想)
ワーホリに行く目的は色々あると思う。
英語を身につけたい。
外国人と交流したい。
海外の文化を知りたい。
日本で働きたくない。
白人とヤりたい。
ただ、これら以上にワーホリメーカーが望んでいること。
それは、
金が欲しいぃぃぃぃぃぃ!!!!!!
そう、稼ぎたいのだ。
金の亡者なのだ。
ワーホリを終えた人たちからしばしば聞く、
「おれ、めっちゃ貯金できたわ。」
実際のところどうなのか?
これについて、筆者の体験談を交え、お答えしようと思う。
そしてなぜ、オーストラリアが最も良いのか、シンプルに述べよう。
最低賃金
まず、収入面。
誰でも最低賃金は高ければ高いほど嬉しい。(雇用主を除く)
最低賃金は最低限度のものだから、
ローカルで働くと、基本的に時給はそれより高い。
分かりやすくするために、
ワーホリの2大人気国、オーストラリアとカナダで比較しよう。
オーストラリア
オーストラリアの最低賃金は、時給A$18.29。
https://www.fairwork.gov.au/how-we-will-help/templates-and-guides/fact-sheets/minimum-workplace-entitlements/minimum-wages
2018/1/1現在のレートがA$1=87.99円。
つまり、時給1,609円。
化け物かよ。
1時間働いたら、極暖1枚買えるやん。
日本も見習って欲しいもんだわ。
カナダ
カナダはちょっとややこしくて、
最低賃金が州によって異なる。
https://www.retailcouncil.org/quickfacts/minimum-wage-by-province
ワーホリで人気の都市、バンクーバーがある
ブリティッシュ・コロンビア州の最低賃金は、C$11.35。
2018/1/1現在のレートがC$1=89.52円。
つまり、時給1,016円。
普通かよ。
ちなみに最も高いアルバータ州(筆者がちょうど住んでいる)の
最低賃金は、C$13.60。
つまり、時給1,217円。
ただ、補足すると、カナダはチップの文化があるから、
飲食店やホテルで仕事をしてると、時給にプラスアルファが付く。
まず、最低賃金の部分で考えると、
オーストラリアに軍配が上がる。
チップの部分を大目に見たらなんとかトントンになる……かも?
でも、仕事によってはチップ無いし、
正直オーストラリアでもチップちょくちょくあったからな。
生活費
続いて、支出面。
日常生活で消費するものがいちいち高いと、貯金できないよねー。
いろんな指標があるけども、
実際生活したらどうなのか?
2つの国で生活した筆者の庶民的な視点でお伝えしよう。
家賃
これは都市によって違うから難しいんだが、
とりあえず1番高いのはシドニー。
他の都市、オーストラリアだと、メルボルン・ブリスベン、
カナダだと、バンクーバー・トロントはそんなに変わらんと思う。
シドニーさえ住まなければ大丈夫。笑
食料品
物による。
乳製品とか小麦粉系のもの(パンやパスタ)はオーストラリアのほうが安くて、
野菜とか海産物はカナダのほうが安い感じ。
その他はそんなに変わらん。
外食
これはオーストラリアのほうがちょっと高い。
自炊あんまりしない人とかパリピには優しくないかな。
ただ、カナダは15〜20%のチップ払わないといけないから、
これむしろカナダのほうが高いんじゃね?って思う。
$20食ったら最低$3チップとかなんやねん。
そもそも貯金したいなら自炊しろ、自炊。
パーティーもホームパーティーにしとけ。
衣料品
一緒や。
総括すると、シドニーに住むとエグい。
そこ以外に住むなら、
普通の生活を送るのにかかる生活費はそんなに変わらん、
というのが筆者の感覚です。
結論
以上のことから、
どっからどう考えても、稼ぎたいならオーストラリア一択。
何か特別、「おれは絶対にあの国がいいんだ。
あの国に行けないのなら死んでやる」ってのがなければ、
絶対にオーストラリア。
他の国と違って、ビザめちゃくちゃ簡単に取れるし、
イギリスやカナダと文化的な違いもほぼないしね。
国選びで迷ってるなら、オーストラリアに行こう!
筆者の体験談
筆者は、オーストラリアで、
4ヶ月語学学校行って、1ヶ月遊んで、半年働きました。
ちなみに働いたところは、エアーズロック付近のリゾート施設。
キッチンハンドとして1日8時間、完全週休2日、有給休暇付きで、
結果的に半年で約140万ほど貯金できました。(掛け持ちもちょっとしたけど)
税率が厳しくならなければ、200万は超えてたでしょう。
オーストラリアは本当においしい。