オーストラリアやカナダで生活をしていて、
筆者が最も便利だと思うことの1つに、「現金が必要ない」ことが挙げられます。
どういうことかというと、
それらの国で生活をしていると、現金を使う機会がほぼないんです。
驚かれるかもしれませんが、本当です。
日本ではちょっと考えられないですよね。
日本だと、食事をするにも、服を買うにも、切符を買うにも、
何をするにも基本的に現金ですから。
本当にめんどくさいです。
オーストラリアやカナダでの支払い方法
では一体、どうやって支払いをするのでしょうか?
それはもちろん「カード」です。
まぁ現金じゃないのであれば、カードしかないですよね。
何のひねりもないです、はい。
ただ、日本で「カード」と聞くと「クレジットカード」を思い浮かべると思います。
しかし、じつはクレジットカードではないのです。
(クレジットカードが使われることもありますが)
それらの国で日常的に使われているカード、それは「デビットカード」です!
デビットカードとは?
日本でも導入されているので聞いたことはあると思います。
しかし、あまり普及していないので、
どのようなものか分からない人も少なからずいるはず。
なので、少し解説します!
デビットカードとは、預金口座と紐付けられた決済用カードである。
金融機関(一般的に銀行)が発行し、
このカードで決済すると代金が即時に口座から引き落とされる仕組み。
出典:Wikipedia
「デビットカード」と「クレジットカード」の違いをざっくり説明すると、
クレジットカードでは、通常購入した翌月に代金が引き落とされますが、
デビットカードでは、購入した瞬間、即座に引き落とされるのです。
そのため、口座残高を超えない範囲でのみ利用することができます。
つまり、感覚的にはカード払いですが、実際には現金払いをしていることになります。
超絶便利なデビットカード
日常的にデビットカードを使っている筆者が思う、
「デビットカードが優れている点」には3つあります。
1. 財布がとてもスリムになる
現金を持ち運ぶとなると、財布がどうしても分厚くなってしまいます。
お札ならまだしも、小銭なんかが大量にあると、
財布がパンパン+超重いという大惨事が発生します。
しかし、デビットカードでは、それがたったカード1枚で済みます。
口座残高にあるすべての現金を「カード1枚」で持ち運べてしまうのです。
2. 支払いがスムーズになる
現金で細かい金額を払うとなると、
1円玉や10円玉などを探し出す必要があります。
その作業は非常に煩わしいですし、時間も掛かります。
後ろに並んでいるお客さんをイライラさせてしまうかもしれません。
しかし、デビットカードはカードを端末にかざすだけで支払いが完了してしまいます。
3. 残高を管理しやすい
デビットカードは、利用すると即座に口座から引き落とされるので、
とても残高を把握しやすいです。
また、オーストラリアやカナダの各銀行は、
それぞれ非常にシンプルで使いやすいアプリを提供しており、
スマホでいつでも残高を確認することができます。
使いすぎの防止になりますね!
まとめ
オーストラリアやカナダのデビットカードがある生活は、本当に便利です。
どこへ行くにもカード1枚で済んでしまうのです。
その生活に慣れてしまうと、
日本の現金主義の生活が本当に煩わしく感じます。
オーストラリアやカナダでは、老若男女問わず、
ほとんどの人がデビットカードを持っています。
現金で払う人を見かけることはめったにありません。
日本にもデビットカードはありますが、普及率がまるで違いますし、
支払いできる店が限られています。
それらの国では、ほぼすべての店で利用することができます。
現金が必要になるのは、おそらくコインランドリーやクラブくらいでしょう。
これほど素晴らしい仕組みである「デビットカード」。
日本でも早く浸透することを切に願っております。