どーも。
カナダ・バンフでワーキングホリデー中の Moony です!

ジャパレスって実際どうなのよ?
ワーキングホリデーでの仕事の選択肢のひとつであるジャパニーズレストラン、通称「ジャパレス」。
オーストラリアやカナダでワーホリをする日本人の多くが、ジャパレスで働いています。
ただ、ワーホリに来てまで日本語環境のジャパレスで働くって実際どうなの?って思いますよね。
そこで今回は、現在絶賛ジャパレスで働いている筆者が感じた、
ジャパレスで働くことのメリット・デメリットについてお伝えします!
筆者のワーホリでの職歴

その前に、筆者のこれまでのワーホリでの職歴についてサクッと紹介しておきます!
2017年〜2018年、筆者はオーストラリアで1年間ワーホリをしました。
そのときは約6ヶ月間、エアーズロック近くにあるリゾート地で働いたのですが、
そこは完全なる「英語環境」でした。
スタッフとの会話もお客さんとの会話もすべて英語。
100人以上もいるスタッフの中で日本人はたったの3、4人しかおらず、
日本語を使う機会はほとんどありませんでした。
一方、現在ワーホリをしているカナダではずっとジャパレスで働いています。
ずっと同じ店というわけではなく、
バンフに来てからの約10ヶ月間で3店舗もジャパレスを渡り歩いてます。
おかげさまで、付いたあだ名が「バンフの裏切り者」。
愛溢れるあだ名です。

伝説残したったわ。
そんなことは置いといて、ジャパレスはもちろん完全なる「日本語環境」。
ホールであればまだ英語を使う機会はありますが、
ずっとキッチンをやっているのでまったく使いません。
「英語環境であるリゾート地での仕事」
「日本語環境であるジャパレスでの仕事」
どちらでも働いた経験があるので、
ジャパレスで働くメリット・デメリットは分かっているほうだと思います。
ジャパレスで働くことのメリット
それでは本題です。
ジャパレスで働くことのメリットは3つ!
1. 意思の疎通が簡単
ジャパレスはスタッフがほとんど日本人で日本語環境なので、意思の疎通が簡単です。
伝えたいことは正確に伝えられるし、指示はきちんと理解できます。
英語がペラペラなら英語環境でも全然問題ないでしょうが、
ワーホリを始めて間もない人にとっては至難の技。
ジャパレスなら、そんな聞けない・話せないといったストレスが一切ありません。
2. 長く付き合える友人ができる
個人的にこれが最も大きなメリット!
ジャパレスで働くと、ワーホリを終えたあとも長く付き合える友人ができます。
というのも、英語環境の職場だとスタッフはみんな「外国人」。
オーストラリアで働いていたときは、
オーストラリア人、イギリス人、カナダ人、中国人、ニュージーランド人、
スコットランド人、ドイツ人、韓国人、台湾人など様々な国の人がいました。
もちろん仲良くなることはあるんですが、
その後はどうなのかというと、悲しいことに交流はほとんどなくなります。
やはり、「物理的な距離=心理的な距離」。
国が違うと自然と関わりはなくなっていきます。
一方、日本人の場合だと、
ワーホリを終えて日本に帰ってからも関わる可能性が大いにあります!
地元が近ければ可能性は高いでしょうし、
遠くても国内であれば気軽に会いに行くことができます。

日本人最高!
3. 精神的にラク
日本人同士ということで、文化や仕事に対する認識が似ていて精神的にラクです。
外国人すべてというわけではありませんが、
いままで仕事で関わった外国人は怠惰で、しかも仕事がかなり雑です。
すぐサボるし、すぐ手を抜きます。
特にオーストラリア人は。

もちろんマジメな人もおるで!
そのような環境は、仕事にマジメに取り組む人にとってはマジでキツいです。
筆者はふだんはチャランポランなんですが、仕事はけっこうきっちりとやりたい人間。
なので、そういう人が同僚にいると最初のころはイライラしてました。
しかし、慣れてくると「こういう人もいるんだな」というふうに受け入れられるようになり、
最終的には自分も無事サボるようになりました。(おい)

周りがそんな人ばっかだったからまぁしょうがない。(自己肯定)
日本人はやはり仕事をきっちりする人が多いので、
一緒に仕事をするなら日本人のほうが精神的にラクだなと感じました。
ジャパレスで働くことのデメリット
一方、ジャパレスで働くことのデメリットは2つ。
1. 英語が身に付かない
ジャパレスの圧倒的なデメリットはこれ!
英語がまったく身に付きません。
理由は色々とあるんですが、
それについてはこちらの記事に詳しく書いているので、ぜひ読んでみてください!
https://moonys-house.com/2018/04/02/post-1406/
自分で言うのもあれですが、
オーストラリアで仕事をしていたときは、けっこう英語が聞けたし話せてました。
職場でも英語、ルームメイトがオーストラリア人だったので家でも英語。
否が応でも英語が伸びました。
しかし、カナダでジャパレスで働き始めてからというもの、伸びるどころかどんどん落ちていってます。
たまに英語を使う機会に出くわすと、イヤになるほどそれを如実に感じます。

英語に触れる機会がないから当たり前なんだけども。
なので、ワーホリで英語を身に付けたい人はジャパレスでは絶対に働かないほうがいいです。
これだけはマジで断言できます。
2. 精神的にキツい場合もある
メリットとして「精神的にラク」と述べましたが、
実際のところ、職場によっては逆にキツいところもあります。
あの日本人特有の居心地の悪い部分が出てる職場があったりするんです!
例えば、「上下関係」。
日本の職場では上司の言ったことは絶対で、
詳しい説明を求めたり、反論をしにくい空気がありますよね。
しかし、海外の職場は上司であろうとかなりフラットな関係で、
なんでも訊けるし、おかしいことがあれば気兼ねなく指摘できます。
別の例だと、「仕事至上主義」。
日本は良くも悪くも「仕事が第一!」という価値観がいまだに根強く残っています。
仕事をおろそかにするようなことがあれば、それはもう非難轟々。
しかし、海外は「仕事はお金を得るためのツール」くらいにしか思っていないので、
ひたすら働くなんてことはしないし、手を抜くなんてことは当たり前。
上では「日本人は仕事をきっちりするのでラク」と言いましたが、
捉え方を変えると「気楽に、適当に働ける」わけです。
なので、ジャパレスのほうが精神的にキツく、
英語環境の職場のほうが精神的にラクというケースも往々にしてあります。

サボりまくれるのは最高だったなぁ。
まとめ

今回はジャパレスで働くことのメリット・デメリットについて、
英語環境の職場・ジャパレスのどちらでも働いたことのある筆者が考察してみました!
いかがだったでしょうか?
ジャパレスで働くメリット・デメリットをまとめると、
[メリット]
・意思の疎通が簡単
・長く付き合える友人ができる
・精神的にラク
[デメリット]
・英語が身に付かない
・精神的にキツい場合もある
個人の性格やスキル、また職場の環境によって合う合わないがありますが、
ジャパレスは一般的にはこんな感じです。
ジャパレスで働こうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください!